前回のうんこみたいな大河のあとなので、かなりイイっちゃイイのですが。例によって身勝手な視点で今年も視聴いたしまする。サクッとあらすじ。
白拍子が法皇の子を身ごもって逃亡。
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遊びをせんとや生まれけむ〜♪
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成り行きで平忠盛の子になる。
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法皇はエロジジイで上皇はメンヘラときた。
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アスタリフト聖子もあれこれ口を挟む。
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ちうわけで出生の秘密発覚。
平忠盛は中井貴一。武田信玄からNHKの常連さんだ。比較的さいきんだと「義経」で頼朝役してたが、今回は平氏役で登場した。うーん。このまま主役でいいんでねえか。かつて「北条時宗」で渡辺謙が主人公の父親役をやってたのを彷彿とさせる存在感。この人が出るとグッと大河らしくなるのは、渡辺謙と同様である。
白河法皇は伊東四朗。どうやらネット上ではタフマンと呼ばれているらしいが、わたくしにとっては電線マンでもある。中井同様に大河の常連さんで、「北条時宗」の執権政村役や「坂の上の雲」の秋山家の父親役が印象深い。
この2人だけで画面に凄まじい重厚感を与えている。スイーツ要素はナシ。
ただ気になるのが、遊びをせんとや生まれけむ〜♪の一節である。草原にたなびく風とともに流れる不思議な旋律は、今様ではなく、どちらかつーと「風の谷のナウシカ」のランランララランランラン〜♪だ。宮崎アニメの「もののけ姫」あたりを意識してんのかな。このテのファンタジー演出は不要なんだけどな。骨太でいいやん。
第1話のタイトルが「二人の父」ちうのは簡潔でよいと思った。二人の父とは平太(のちの清盛)にとっての法皇と忠盛であることのみならず、正盛〜忠盛〜清盛という三代をも指している。息子は父親に多くを学ぶと同時にその確執を乗り越えて行く存在なのだ。「武田信玄」「太平記」「炎立つ」いずれも第1回放送が「父と子」というタイトルだった。おそらく同様のことを示しているのだろ。
父と子の関係こそがこれから始まる物語の基軸なのだ。まさに平太の「心の軸」が「父上のような立派な武士になりたい」ということなのだ。この路線が終始ブレないことをわたくしは切に願う。
ジャック・スパロウもビックリの海上アクションもカッコよかったが、「死にたくなければ強くなれ」もイカしてた。ELPのTarkusもチョーカコイイ。でも、村上春樹チックなモラトリアム感たっぷりのナレーションは、慣れるのにじかんがかかりそうだ。今のとこ、細かい時代考証は目をつむる。
でも、予告で「海賊王にオレはなる!」とゆーとったのは聞き間違いじゃないよね?