料理における下ごしらえ段階の地味な作業が性に合っている。
野菜の皮むきから始まって、切ってアク抜きするまでの一仕事がとても楽しい。さやいんげんの筋を取ったり、青菜を湯掻いたり、トマトの湯むきをしたり、レンコンは酢水にさらしたり。素材ごとにいろんな処理の仕方があるのがイイ。お正月のおせちはその集大成。前日から椎茸で出汁をとって、鶏ガラでスープを作って、下ごしらえした野菜を煮て、海老の背わたを取って、きれいに盛りつけて。
それなりの労力は必要としているものの、作業をしているあいだ中没頭できるのがウレシイ。タモリも言ってたけど、料理をしている最中はそれに集中し、シゴトのゴチャゴチャや私生活のウダウダから解放され、脳内がスッキリするという効果が得られる。特に、じぶんが裏方に徹し、家族や客人のために料理を供するだけのスタイルがいちばん心地よい。
それはたぶん、作ると食べるが同時に出来ないわたくしの脳内構造に由来しているのではと思う。居酒屋の宴会で大皿料理を人数分取り分けるの苦手だし、焼き肉は食べるの専門(全部人任せ)だし、朝食バイキングで並ぶのも面倒だし。食べるモードのときはがっつり食うだけで、なんにもしない。
そんなこんなで、正月もかいがいしく働いた希ガス。おせちのほかにも、お赤飯、おいなりさん、リゾット、つけ麺、と作った。炭水化物ばっかやんけ〜。
そんなわたくしへの慰労なのか、今日は外食にしようという話になった。遠くに逝くのはめんどいんで自宅の目の前にある回転寿司屋で手を鬱。Door to Door で40秒くらいの距離にある何の変哲も無い回転寿司である。ありがたいことなので、ユニクロの部屋着(パンツ一丁とキャミソール)から着替えてそそくさとウチを出た。
うっわー。いつもはドヒマな店が正月休みで繁盛しておる。わたくしの姿を見た店長さん(オッサン)が「ごめんね〜!」となぜかめくばせして謝っておる。まいいや。わたくしは瓶ビールと極盛りイクラちうのを注文して、一人晩酌スタート。家族で飲酒するのはわたくしオンリー。
結局、さいごはいつもよーにわたくしが会計して(しゃあないやんけ)正月イベント終了。夜はNHKFMのYMO特集を聞いて地味に盛り上がった次第。地味な作業が性に合っているね、やっぱ。
とりとめもなく、正月オワタ。